令和2年度 第3学期 始業式の言葉 R3.1.6
校長 簑輪 進司◇みなさん おはようございます。
そして、新年のあいさつです。
明けましておめでとうございます。
今日も始業式は、リモートで行います。聞く姿勢は大丈夫ですか。
今日から第3学期が始まりました。今年の冬休みは、いつもより短かったので、あっという間に学校が始まったと感じている人が多いかと思います。どうですか。
さて、2学期の終業式の言葉に、『新しい年を迎えるにあたって、自分の目標を立ててください』と校長先生からお願いをしました。そして、目標が決まったら実行することです。すぐには結果が出ないかもしれませんが、ぜひ、 続けることを心がけてください。
今日のお話は、目標を持ち続けることで、自分の夢を実現するというお話です。
皆さんもよく知っていると思いますが、(写真)深谷市の郷土の偉人、渋沢栄一翁お話です。
さて、いよいよ、渋沢栄一翁が主人公のドラマが、今年の2月14日から始まります。
それが、NHK大河ドラマ『青天を衝け』です。そして、このドラマの主人公渋沢栄一役を務めるの が、国民的俳優、吉沢亮です。(写真)校長先生も、このドラマが始まるのを今から楽しみにしています。
このような郷土の偉人の、渋沢栄一翁のことばに、『夢七訓』という言葉があります。(文字)
『夢七訓』では、最後の一文に、『ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず』と書いてあります。
意味は「そのためには、幸せになりたい人は夢を持たなくてはならない」という事です。
渋沢栄一翁は、夢は持つべきものであることを強調し、語っています。
ここで、「夢七訓」を読んでみます。
夢なき者は理想なし。
理想なき者は信念なし。
念なき者は計画なし。
計画なき者は実行なし。
行なき者は成果なし。
成果なき者は幸福なし。
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。
夢をもつことは、志を立て一歩一歩前に進み、自分の幸せに近づくための出発点ということです。
もし、その夢が遠くにあり、たどりつきたいとしたら、その前に目標があり、その目標を達成するための
毎日の実践と努力が大切です。
今年、皆さんには、このようなコロナ禍であっても夢の実現のために、目標を立てて、毎日の努力を継続してもらいたいと思います。『継続は力なり!』です。
3学期も頑張りましょう。
以上で、始業式の言葉を終わりにします。